
【こんな係がクラスにほしい】(3/3校時目)児童が主体的に考える!クラスをより良くする『新しい係』を話し合いで提案する授業づくり(発表編)
(一言で)授業の目標
授業の目標(詳細)
本時は話し合いの第3時である。いよいよ、各班で話し合った新しい係を学級で一つに絞り、実際に導入する係を決める。
前時、児童は話し合いの目的や方法、気を付けることにしたがって話し合いをした。
本時は、児童でなく、教師が司会役となり考えをまとめる話し合いを行う。
児童の振り返りを基にした、実感的な学びになるように、事前に話し合いの流れをシミュレーションしておくとよい。
本教材のポイント
本時は話し合いのまとめの時間である。
前時行った話し合いを振り返り、それを基にした話し合いを教師が見せることで、児童がより理解しやすくなると考える。そこで、前時の児童の振り返りをあらかじめ把握しておき、本時の話し合いをスムーズに実行できるようにしておくとよい。
また、本単元の学習をまとめる際に、最初との比較を考えることで、学習での成長を実感でき、主体的な学習態度の育成にもつながると考える。
まとめの時間を十分に確保し、じっくりと振り返りを行い、最後には全体交流を行う中で、それぞれの振り返りを聞く時間も設けたい。
授業デザイン
・前時行った話し合いを振り返る。
・本時の課題を提示する
「どうしたら話し合いがうまくできるのだろう。」
・本時は教師が司会となって、各班の意見を集約し、一つに絞ることを確かめる。
・前時の話し合いでうまくいったこととうまくいかなかったことを発表する。
「誰も意見を言わずに、時間が終わってしまった。」
「自分の意見も大切だけど、みんなの意見を聞いて同じところを見つけると、まとめやすかった。」
・うまくいったこともうまくいかなかったことも、どんな些細なことでも全員の勉強のためになるので、たくさんの意見を出してもらうようにする
*なかなか意見が出ない場合は、各グループの班長などと指名してなるべく多くの意見を出す。
*前時終了後、ノートを回収し、全員が書いたまとめを確認しておくと、発表してほしい意見を把握できる。
・前時話し合った係の名前、目的、仕事内容を各グループが発表する。
・教師が司会となり各グループで出た案から。実際に導入する係を一つに絞っていく。
・児童が話し合いの途中で確認できるように、考えをまとめる話し合いの決まりを板書に位置づける。
*その際に、板書を示すことで、子どもたちも教師が何に気を付けて進行しているかわかる。
*子どもたちだけでできる係や本当にクラスに必要な係になるように進行のしかたを工夫する。
*教員や児童が新しい係を行うことへの負担を考慮し、導入する係は一つ(多くても二つまで)にする。
・まとめの型を示し、今回の話し合いで実感した大切なことと、これから他の場面で何を生かしていきたいか考え、ノートにまとめて書く。
・書いたまとめを交流する。
・本時終了後、学年集会などの場を設定し、クラスで決まった係を発表する。
・まとめの型を示し、書き始めやすいようにする。
型「話し合いで大切なことは
・(箇条書き)
・(箇条書き)
・(箇条書き)
これから、話し合いの場面で、○○を使っていきたいです。」
*難しい場合は、書き始める前に全体で意見を発表しキーワードを板書してからまとめを書くと良い。
*早く書き終わった場合は近くの人と交流する。
作成者からの一言
大切なことは、国語以外の場面で今回学習したことを使えることです。そのためには、本時のまとめで、どのような場面なら、学習内容が使えるかイメージできることが重要です。型を示すだけでなく、全員が今回の学習で学んだことを自覚できるように机間巡視などでも声をかけてください。
また、板書例ではスペースの都合から、1つの係についての子どもからの意見の共有部分しか記載していませんが、同様の板書を出てきた係の分だけ記載する予定です(結構、スペースが必要になります)。学級で考えを共有する上で、板書は非常に大きな役割を果たしますので、提案された各係とそれに対する児童の意見をしっかりと板書し、共有できるようにすることは大事です!
コメントはまだありません