(一言で)授業の目標
授業の目標(詳細)
人称代名詞の概念、役割などを明らかにして理解する。
表を作成する(見返して自分自身で理解できる様な形式で)。
演習を通して使い方の理解、応用力をつける(魔王と勇者のやり取りで勉強!)。
本教材のポイント
英語文法の基礎中の基礎、とても大切な単元なので「理解する」「実際に使用されているものを見る」「自分で使えるようにする」の三点に時間をかけて注力しています。
※演習をもっと行いたい場合は、導入の「日本語での代名詞の確認」と展開①の「この単語は日本語で言うと?」の短縮し、演習問題により多くの時間を割いてください。(演習プリントは参考文献より)
授業デザイン
・代名詞とは何か、日本語で考えてみる。
例)生徒3人に前に出てきてもらい、相手や第三者をどう呼ぶかや、ゲームの勇者のパーティに見たて、第1,2,3人称という観点を説明。
【具体例】
・生徒に出してもらう
・「代名詞」など新しい単元の聞きなれない単語を聞くだけで、「難しそう」「わからない」「やる気が出ない」等の言葉が出る場合があるので、ますは日本語で難しい概念ではないことを伝える。
→ここではなるべく第一人称などの難しい単語を使わず、普段使っている言葉で導入を進める。
物を呼ぶとき、などは「テーブルの上の醤油を取ってほしいけど醤油という単語が出てこないとき」など日常生活に根ざした例を
*導入なので【発問してもらう】【関心を持ってもらう】ことが大事
①導入を踏まえ、これを英語圏(英語)ではどの様に表現するのかを見ていく。
など、日本語よりも数が少ない事や、女性男性で分けることなどの法則を伝える。
②この「人称の変化」と「文の中での使われ方」によって単語が変わることを伝える。
→※プリント1の代名詞一覧配布
・単語ごとに日本語で言うと?を交えながら意味確認
→各自自分の言葉でプリントに読み方記入
・「が、の、に、も、の」や「アイ、マイ、ミー、マイン」などのごろ覚え
・簡単な文を使って使用用途確認
(例:myの場合…my bag/ him…I love him)
・隣の席の人と理解度チェック(プリントに×書く)
*できれば生徒に聞いて記憶を刺激
*女性と男性品詞が違う理由に突っ込まれた場合に備えておく(言語の起源であるフランス語やギリシャ語のルーツからきている、やフランス語では女性男性というだけで単語の形も変わってしまう、など)
*さらに、音楽の歌詞や実際の会話に使用されているところを提示できれば良い。
*ごろ覚えは、意味は分からないが音で覚えている生徒が多い。理解のとっかかりになる
*生徒に発問を促し、「間違えたくない」という緊張感を持ちながら覚えることで、より記憶に残ることを狙いとしている
①導入で使用した勇者パーティーを使用し日本文にて代名詞を丸してもらう。
・プリント例
→丸をしたら全員で答え合わせ
②② 英訳文と単語の意味を載せたプリントを配布する。
→丸をし、答え合わせ
・演習プリント実施※ →丸付け
*主語なのか、目的語なのか、所有格なのかも確認
*どんな登場人物がいて、どの様に代名詞に盛り込まれているかを確認。
(英訳について)中1が読むことを踏まえて、できる限りシンプルな構文になるようにしました。それでも未習事項は入りますが、今回は人称代名詞の紹介がメインなので、多少は入っていてもしかたない(すべてを既習事項で固めることを徹底する必要は弱い)と考えました。ここでフレーズとして覚えておくことで、後々その単元を学習するときのモチベーションになると思いました。
*演習プリントは全部行わず、偶数問題は宿題のような形で演習時間を調節する(演習プリントは参考文献より)
→復習としてもう一度表を見る機会を作る
総括
・ごろ覚えの復唱(ペア)
・宿題確認
・授業の終わりが近づく/終了間際は集中力が切れがちなので手を動かすよりは発言を促す。
作成者からの一言
代名詞を分からないままにるすと、その後の英語授業や英文読解で躓く機会が多く見受けられます。時間がかかっても丁寧に、覚えられる機会を多く用意することが大事だと思います。
参考文献
ちびむすドリル(中学生)URL:ちびむすドリル【中学生】https://happylilac.net/highschool.html
※プリント1 → 3-0172_pn-list-03 https://happylilac.net/3-0172_pn-list-03.pdf
※演習プリント→ 3re-0171_pn-01 https://happylilac.net/3re-0171_pn-01.pdf
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