
【固有種が教えてくれること】資料を活用して文章の効果を高める授業デザイン
(一言で)授業の目標
授業の目標(詳細)
【単元の目標】
◎ 情報と情報との関係づけのしかた、図などによる語句と語句との関係の表し方を理解し、使うことができる。【知識及び技能(2)イ】
◎ 引用したり、図表やグラフなどを用いたりして、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫することができる。【思考力、判断力、表現力等「書くこと」(1)エ】
◎ 目的に応じて、文章と図表などを結び付けるなどして必要な情報を見つけたり、論の進め方について考えたりすることができる。【思考力、判断力、表現力等「読むこと」(1)ウ】
【単元の指導計画(11時間完了】
本教材のポイント
【関連】
授業デザイン
1 前時の復習をする。
・中①での「固有種が生き続けるためには環境保全が大切である」という主張を強める資料とその効果について振り返らせる。
2 本時のめあてを確認する。
【めあて】
中②の内容を読み取り、資料を用いた文章の効果について考えよう。
・中②では、日本の環境の現状について読み取らせながら、資料の効果を話し合っていくことを確認する。
3 資料から読み取れることや私たちにどんな内容を伝えたかったかを考える。
(1)資料5について考える。(全体)
【発問例】
「資料5は何を表していますか」
【子ども解答例】
・イメージできるために。
・1905年にはニホンオオカミが、2012年にはニホンカワウソが絶滅したことが分かる。
・資料5は8段落に書かれていることを確認する。
・資料と文章を結び付けて考えたときに気付いたことを考え、ワークシートに書かせる。
(2)資料6・7について考える。
・文章と資料との結び付きを考え、線で繋ぐ。(個人→全体)
【発問例】
「資料6と7と説明している文を線で結びましょう」
・資料から読み取れることや私たちにどんな内容を伝えたかったかを考える。(個人→ペア→全体)
【発問例】
「資料6と7は何を表していますか」
【予想される答え】
・資料6は、1951年から6~10年ごとの資料。だんだん減少している。1955年に特別天然記念物に指定されてからバランスが崩れる。
・資料7は、1975年から5年ごとの資料。捕獲数が増加している。
・資料6・7によって、生息環境の保護とのバランスが重要ということを示している。
・資料6・7は10段落に書かれていることを確認する。
・文章を読み、資料について文章中に書かれている箇所と線で結ぶことで、どの段落に資料が使われているかを把握させる。
・ペアでの対話を通して、自分の考えを話したり、聞いたりすることで自分の考えを整理し、相手に分かりやすく伝えさせる。
・資料6・7の読み取りは、補足を加えながら行わせる。
・資料6・7は教科書では縦に配置されている。「天然林の減少と同時期に、ニホンカモシカを捕獲してきた」と誤って読み取らせないように丁寧に分析させる。
4 資料の効果について話し合う。
(1) グループで交流する。
(2) 全体で交流する。
・写真にすることで本当のイメージがわく。
・数字で表していることで具体的になる。
・筆者の考えに説得力をもたせる効果がある。
(3) さらなる探究をする(発展発問)
【発問例】
「さらに文章を分かりやすくするためにはどんな資料があるとよいか」
【予想される答え】
・ニホンカモシカ以外で保護をしたことで森林が減ったという資料が欲しい
・減った面積の量が数字ではイメージができないので図のようなものがよい
・日本だけでなく海外での事例があると分かりやすい。
・もし資料がなかったらという発問をすることで、この資料が文章理解を助けるためだけでなく、筆者の主張を支えるための資料としても活用されていることを考えさせる。
・もっと効果的に示すとしたら、もっと分かりやすくするためにという視点も持たせながら考え、主体的に話し合わせる。
(評価)資料を用いた文章の効果について考えをもつことができたか。
【思判表・読】(ワークシート・発言)
5 全体での交流を通して、資料の効果をまとめる。
・「資料を使うことで、○○という効果がある。」という形でまとめさせる。
・資料の効果について、自分の言葉でまとめさせる。
6 本時の学習を振り返る。
作成者からの一言
【評価】
中②の内容を文章と資料を結び付けながら読み取ることを通して、資料を用いた文章の効果を考えることができたか。【思判表・読】(ワークシート・発言)
【板書計画】
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